小僧がコンサルタントという職業に思うこと 〜part1〜
転職前のコンサルタントのイメージ
数年のSESベンダー勤務を経て小僧はITコンサルティング業を営む会社に転職した。
転職前の一般的なコンサルタントのイメージは全体として給料が良く、そのオフセットとして激務であり、さらに元マッキンゼーの大前さんの本を読んでいた影響もあってか、 「顧客の真の課題とはなんなのか!」 「解決すべき課題はなんだ!」 「ロジカルシンキング!」 「顧客志向!」 ・ ・
そんな感じの「なんかかっこいいし、条件もいいよね。」くらいの、実に抽象的なイメージしか持っていなかった。
転職を意識し始めた理由
なぜ小僧がコンサルタントへ転職しようと思ったのかというと、当時の勤め先だった会社の基幹システムのバグが多く、10年以上使って老朽化したシステムだったことから、「このシステムの改修したいな〜」と思っていた矢先、そのシステムのデリバリーはコンサルティング大手の某A社が進めたとのことで興味が湧いたのだ。
バグが多いとはいえ、これだけのシステムデリバリーをしている事実に素直に感心し、ゆくゆくが転職したいなと思うようになった。
また当時の小僧はITのフェーズでいうと下流工程と言われる、運用保守フェーズしか行なっていなかったことに危機感を抱いていた。毎日SQLを叩いて操作マニュアルをしこしこ作りながら、心の中で一発逆転ではないが、転職して「上流工程をやるんだ!」という気になってた。
上流工程を任せてもらって、顧客の課題をスマートに解決して評価してもらう。
そしてあわよくばいい給料をもらう。
ただ、それは妄想のお話だったと言える